会計

簿記知識ゼロから簿記3級に1発合格するまでにやったことを紹介します! 

こんにちは、Kです!

私は第149回日商簿記検定3級の試験を受験し、合格しました。

受験レポートは以下の記事で見られます↓

簿記の勉強は2018年の3月中旬くらいに受験を決意するまでは、完全に知識ゼロの状態でした。

そこから約3か月の学習内容を紹介していきます。

簿記初学者の方、簿記の受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

では、どうぞ!

はじめの一歩

知識ゼロからの入門として、以下の教材をすすめます。

はじめての人の簿記入門塾

私は、まずこの本を3周して「簿記とは何か」を大まかに理解しました。

3周するのにかかったのが8時間34分でした。

とても平易な文章で、文字も大きく、ページも少ないので、全く大変ではありませんでした。

個人差はあると思いますが、私の場合は1周にかかった時間は2〜3時間程度でしたので、社会人で時間があまりない方でも昼休みや通勤時間、就寝前後などのスペアタイムを利用すれば1日で読めてしまうと思います。

しかし、この1冊ではとても簿記3級を受験するレベルには足りません。

ステップアップの1冊

次に取り組んだ教材が

みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記

です。

勉強時間 : 43時間13分

これでみっちりと簿記の基礎を叩き込みました。

章末ごとに練習問題が付いていて、テンポよく学習できたのが良かったです。

最後の仕上げ

最後はもちろん、過去問で仕上げにかかります。

合格するための過去問題集 日商簿記3級

勉強時間 : 22時間53分

12回分収録されています。

もちろん収録問題は全て解き切ることが理想ですが、私は全て解くことはなく合格できました。個人的には過去問に取り組む前に基礎ができていれば、半分程度の5、6回分ほど解けば十分に試験形式に慣れることができ、アウトプット力を合格レベル(70点以上)まで持っていけると思います。

試験本番 

以上の準備を行なったことで、試験当日はまずまずの感触を得ることができ、公開された点数も100点中88点と、それなりの結果を残すことができました。

試験時間中に、途中退席できる時間があるのですが、自分には関係ないと思って、焦らず最後までしっかり貸借対照表や試算表がバランス(借り方と貸方の数字が一致)しているかを見直しておくと良いと思います。

実際、途中退席される方々は、準備不足のためにどう解けばいいのかも分からず時間がたくさん余ってしまい諦めて帰ることにされたのだと思います。

もしくは簿記2・3級同時受験のハイレベルな人の可能性もありますが、どのみち、まわりのことは気にせず、目の前の計算に集中しましょう。

最後に

最終的に私は74時間40分の勉強時間で88点を取ることができました。

もちろん合格点ギリギリの70点ちょっとで合格する戦略を立てるなら、一般的にもう少し勉強時間は減らせると思います。とはいえ、個人的には簿記3級レベルの初歩的な試験で70点ギリギリで受かる戦略は立てない方がいいとは思います。受験される方が合格後にステップアップして2級や1級を目指されるのであれば、基礎知識をしっかり固めて苦手分野をつくらないために90点以上を狙った方がいいですし、3級までの予定の方でも合格ラインぎりぎりを攻めるのはリスクがあります。本番でどんなミスがあるか分からないですからね。

簿記3級は決して難しい試験ではありませんが、合格率は約50%で推移しており、2人に1人は落ちる試験です。ただし、準備を十分に行い試験を受け切った受験生の合格率はもっと高いと思います。読者様がしっかり勉強時間を確保して計画的に日々の学習に取り組み、合格されますように。

今回は以上です!

ABOUT ME
K
当ブログ運営主。英語学習、資格試験勉強、キャリア構築に関して関心があります。取得資格には英検1級、TOEIC L&R 930点、簿記2級などがあります。